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アイドル写真集1万冊の在庫 文芸書の初版本の数々も必見
すずらん通りの天下一第二ビルを二階に上がると、入り口からグラビア雑誌がずらりと並び、天井や書棚の壁には『平凡パンチ』や『プレイボーイ』などのバックナンバーが昭和40、50年代からそろう。 品揃えは倉庫に保管しているものを含めると写真集だけで約1万冊、アイドルグッズを含めると約2万点もあるという。グッズはポスターや看板、サイン入りポラロイド、ノベルティグッズなど多様だ。ウェブ上でも在庫商品の一部を紹介しているので、興味のある人はチェックしてみるといいだろう。
「現在30、40代の人が当時のアイドルを懐かしむために、写真集やグッズを買われます」というのは店主の原田正明さん。岩崎宏美や早見優、アグネスラムの写真集やノベルティグッズに根強い人気がある。他にはSM雑誌の『奇譚クラブ』やアラーキーの写真集の品ぞろえは自信があるという。 荒魂書店の創業は1972(昭和47)年。当時は文芸書専門店だった。ニーズの変化に伴って、10年前からアイドル分野に転向。当時の神保町界隈では他店に先駆けての取り組みだった。現在は文芸書3割、アイドル関連本7割の比率で展開する。
アイドル写真集やグッズの店として有名だが、創業時から扱ってきた文芸書の充実ぶりもかなりのもの。なにしろ、文学、文芸書の実に99%が初版本なのである。安部公房の『砂漠の思想』、三島由紀夫の『憂国』、開高健の『白いページ』など著名な作家の初版本が手に入る。
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| 『私写真』 |
| 荒木経惟(著)/朝日新聞社/1994年 |
| 店主が品揃えを誇る、荒木経惟の写真集。アブノーマルとエロスをアートに昇華した1冊だ。 |
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