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イタリアに魅せられて 夢を形にした日本初の専門店
日本で最初にイタリアの本を輸入した店である。1958(昭和33)年、まだ国内ではイタリアの書籍など簡単には手に入れることが出来なかった時代。一人、イタリアの書籍の輸入を試みて書籍を詰めてリュックを担ぎ、全国の大学を回ってイタリア語書籍の普及とイタリア文化の紹介に奮闘した猛者がいた。それがイタリア書房の創業者となる伊藤基道さんだ。
その想いは受け継がれ、現店主の伊藤道一さんは二代目にあたる。立地は神保町のはずれだが、すぐ近くにイタリア文化会館があるため、この店にとってはベストロケーション。イタリア語の書籍が品ぞろえの半分を占め、残りがスペイン語とポルトガル語関連。ビジュアルブックもあれば、読み物の古書もある。自国の本を読みたいとやってくる外国人が多い。また、イタリア語の先生が教材として絵本を買っていったり、毎朝ポルトガルの新聞を買いにくるシェフがいたり。
品ぞろえの中でも、ビジュアルが凝っていて見応えがあるのが料理本。「イタリア料理の写真は実に芸術的です。見ているだけでインスピレーションが湧いてきますよ」と、スタッフの浅見智子さん。『LA CUCINA』(Newton&Compton Editori)といえば本国イタリアでベストセラーの料理本シリーズ。シチリアやベネツィアなど、その地方ごとの郷土料理が掲載されている。『Gambero Rosso』はスローフード協会の本部が年に1回発行している書籍で、こちらはシェフに人気だ。
書籍以外にもバックや小物などバラエティ豊かな品々が並んだ店内は、イタリアカラーを基調としたディスプレイでとても賑やか。これらの雑貨は、現地スタッフがイタリアの流行や商品動向などをキャッチした上で仕入れを決定しているという。クリスマス時期などは、本以外の小物も多数入荷されるそうなので、お好きな方は要チェックだ。
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| 『ATTENTI AL MOSTRO!』 |
| Yuichi Kimura(著)、Nicoletta Costa(絵)/FRANCO PANINI/2000年 |
| タイトルは「怪獣に気をつけろ!」。大胆な構成と色使い、ユニークなイラストがいかにもイタリアらしい仕掛け絵本。洋書の絵本はプレゼントに喜ばれる。 |
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