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心理・精神医学の絶版書が 充実した専門店
2001(平成13)年オープン。その後3年間くらいは、心理学を中心に広く古書一般を扱っていたが、徐々に専門に特化していき、4年目からは心理学・精神医学の専門店として品ぞろえが充実した。
心理学・精神医学に関係した本を幅広く扱うが、特に力を入れているのは絶版書。比較的、学問としては新しいこの分野でも、実は戦前に発行されたものもあり、このあたりの珍しいものを集めているという。ガラスケースには、『阿部定 精神状態鑑定書』(村松常雄鑑定、昭和11年)や『東洋心理初歩』(雲英晃耀著、明治18年)などの貴重な資料が入っている。ただし、これらは「お宝」の域で、店の主力となっているのは3000〜5000円くらいのものだ。
外売りにも積極的で、東京古書会館での展覧会は、「ぐろりや会」と「愛書会」に参加。また、早くからホームページも充実させており、ウェブ上から注文も可能だ。新規入荷分についてはメールマガジンの形式で情報を逐一配信している。メールマガジン「うたたね贋日記」の登録はホームページで受け付けている。
店舗の場所が少々わかりにくい。神保町の駅から白山通りに出て友愛書房とトニイレコードの間の道を入ってしばらく行くと左手にある。白山通りから行けばわかりやすいのだが、「明治大学方面から、いろんな本屋さんをぶらぶら見ながら歩いてくると、初めてのお客さんはみなさんだいたい迷われます。でも、ここははす向かいに、同じく心理学を扱う心願社さんもあるし、この分野の本を探している方にはぜひ訪れて欲しいですね」と店主の篠田英明さん。ちなみに錦華通りから行くときは、美容院freedomの脇道を入っていく。
「うたたね」というかわいらしい屋号は、太宰治の短編『盲人獨笑』に引用されていた言葉から。ただし時に「うたた寝できるくらいの暮らしがしたかったから」と答えることもある。もはや、店主にとってはどちらでもいいのだそうだ。
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| 『精神分析研究 VOL. Ⅻ NO. 1』 |
| 日本精神分析学会(編)/日本精神分析学会/1965年12月 |
| 1954(昭和29)年創立の日本精神分析学会の機関誌。本書は1965(昭和40)年発行のもの。こうしたバックナンバーも揃っている。 |
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