BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
大屋書房(おおやしょぼう)
[古典籍] 江戸時代の和本、古地図、浮世絵版画、幕末の・明治の古写真
たくさんの和本が並ぶ棚は壮観
「江戸時代」の専門店

 神田神保町1-1。駿河台交差点近くに大きなショーウィンドーが目立つ。看板には北斎の赤富士。中に入ると和本が並ぶ棚が壮観だ。映画「姑獲鳥の夏」の古書店京極堂はこの店をモデルにセットが組まれた。ずっとこの地で営業しているようなイメージがあるが、実は創業したときは浅草にあったそうだ。その後、専修大学前の今川小路などを経て、震災後、今の場所に来たのだという。創業者の纐纈房太郎さんは、和本の市でセリの進行役を務める「中座」として活躍した有名人。さらに、出版も手がけていた。

 歴史、地理、文学、美術、書道、茶道、華道、音曲、武術、科学、 医学、絵本等々、江戸時代のあらゆるジャンルを扱っている。実際には江戸文化の息は1900(明治33)年頃までかかっていた。だから、この店の取り扱いも厳密にいえば、その辺りまでだ。和本のほかに江戸時代の古地図、浮世絵版画、幕末・明治の古写真も扱う。神保町に170店ほどある古書店の中でも、ジャンルを「時代」で切っているのは非常に珍しい。

 昭和30年代の終わりの頃から、徐々に温故知新の風潮が現れ始め、この店を訪れる客層も広がりだしてきた。昭和50年代になると、明らかに江戸時代に対する評価が変わり、自分たちのルーツを江戸に見るという考え方が一般的になる。「実際、江戸時代には現代人の生活の基礎がすべてできあがっていたんですよ。だからおもしろい」と現店主で三代目の纐纈公夫さん。

 そして、昨今の妖怪ブーム。この店では、京極夏彦の小説に出てくる妖怪が載っている和本もたくさん扱っている。なんとなく入りにくいと思われていた大屋書房にも若い人が訪れるようになった。妖怪ものを集めているのは、主に四代目の纐纈久里さん。「若い人に、もっとお店や本のことを知って欲しいです」

3,000円の予算でこんな本が買えました!
水木しげるちりめん絵葉書(10枚)
特製の帙(ふみまき)に入った、言わずと知れた水木しげるの妖怪ものの絵葉書。このシリーズには『ちりめん本 水木しげる作品集』もある。
 
店舗データ
千代田区神田神保町1-1
TEL:03-3291-0062
FAX:03-3295-2334
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メールアドレス
ohya@ohya-shobo.com
ホームページ
http://www.ohya-shobo.com/
営業時間/休日
10:00~18:00/日(祝は不定)
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