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もの作りのソースになる ビジュアルの面白いものがそろう
デザイン・写真集・古い挿画本などを主に扱う。集める基準は、絵の入ったもの、そして、ものを作るときのソースになるようなもの、とのこと。だから、レイアウトや装丁がおもしろければ、文字のみの書籍でも置く。 「デザインに関して、まったくのアマチュアの方と、プロの方が対象です。デザイン関係の学生とかにはあまり、勉強の参考になるようなものはないと思うんです。決まり切ったものは置いていないので。プロの方は、決まり切ったものは買われないですね」と店主の佐藤龍さん。
たとえば、『チャイルドブック』、『よいこのくに』などのような昔の絵本は、古本をまったく知らない人でも楽しめる。また、デザイン上級者にもなにかヒントとなることがあるだろう。アメリカのジョーク雑誌などもしかり。60年代のヌード写真集もしかり。画集でも図録でも、他店ではあまり扱っていない、すぐには見つからないものをそろえている。
和本の扱いも比較的多いが、こちらもデザインとして使えるかどうかが重要。だから、あまり本のコンディションにはこだわらない。気軽に手に取れるようにガラスケースには入れていないし、特価本として店頭にも並んでいる。和本の専門店では、なかなか手に取ることは勇気がいるが、ここならゆっくり見ることができる。もちろん、常識の範囲内で丁寧に扱うことは当たり前だが。
2003(平成15)年9月オープン。佐藤さんは美術書を扱う源喜堂書店に10年勤めた。店売りにした理由は、「お客さんにいろいろ教えてもらうことが多いので。それに、本のコンディションは実際に見てもらわないとわからないから。手に取れないのはいやなので、ガラスケースは置いていないんです」と佐藤さん。 買い取りに関しても、お客さんが納得するまで説明してくれる。神保町の店としては珍しく、ここは約5割が女性客だという。
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| 『筑豊のこどもたち』 |
| 土門拳(著)/パトリア書店/1960年 |
| 1959年暮れの筑豊炭田の厳しい現実を、こどもたちの動作や表情からとらえた写真集。元版のパトリア書店版。 |
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