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司馬、清張ファン必見! 肉筆原稿、色紙などお宝も満載
司馬遼太郎と松本清張の両作家に関するコレクションの充実ぶりは類を見ない。店内のガラスケースには、直木賞を受賞した司馬遼太郎の出世作『梟の城』(署名入)ほか『白い歓喜天』『殉死』など貴重な初版本、松本清張の『室戸岬』の自筆原稿などが陳列されている。ちなみに『梟の城』の表紙オビの推薦文は作家、今東光。両巨匠のコラボレーション作品としても見逃せない。さらに『播磨灘物語』(中巻)の装丁版下など、めったにお目にかかれないものも。両作家の作品が連載された雑誌、地方刊行物などのほか、両作家の署名や落款が入った色紙も展示されている。
司馬、松本以外にも、ポピュラーな現代作家の作品が多数そろう。入口横の戸棚には、安部公房、庄野潤三、山口瞳などの作品が作家別に並べられている。直木賞、芥川賞、乱歩賞の受賞作品を集めた書棚には、佐木隆三『復讐するは我にあり』、開高健『裸の王様』ほか、初版本、署名入本などが多数あり、コレクターにとっては垂涎の的だ。
この店は自社出版物も取扱う。なかでも『日本外交文書』(外務省外交史料館編集)の復刻版の販売を行っており、巌南堂の名前は、全国の図書館、大学などにも知られている。以前は、法律や歴史、なかでも地方史の専門書店だったが、2、3年ほど前から近・現代の古書を扱うようになり、さらに文学書の数も増やした。今では、若年層から年配まで、幅広い文学ファンが訪れる。司馬遼太郎と松本清張のファンは是非、足を運んでみては。
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| 『梟の城』 (映画パンフレット) |
| 司馬遼太郎(原作)、篠田正浩(監督)/東宝配給/1999年 |
| 中井貴一、鶴田真由、葉月里緒菜共演でも話題になった映画。司馬遼太郎の作品はよく映画化されているが、司馬本人は篠田の作品を最も高く評価した。 |
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