BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
北沢書店(きたざわしょてん)
[外国書] 洋書
ヨーロッパ風の重厚な店構え
英米文学中心に洋書を扱う老舗

 靖国通りにそびえるひときわ大きなヨーロッパ風建築の店構え。大きなガラス扉、高い天井に螺旋階段。店全体から感じられる風格。1902(明治35)年創業の北沢書店は、百余年もの長い間、英米文学を中心とした洋書を新刊書、古書、稀覯書を問わず扱ってきた老舗である。

「日本人はもともと本好き。洋書であってもそれを自分のものにしよう、という知的好奇心はいつになっても旺盛ですよ。名著の原書を読みたいという方は多いです。また、重みのある革の装丁も洋書の特徴ですね」と社長の北沢一郎さんは話す。

 2005年10月、約2ヵ月の改装期間を経てリニューアルオープンした。北沢書店の売り場は2階のみになり、1階には小学館の関連会社である昭和図書が運営する新刊書店「ブックハウス神保町」が入った。両方を併せて「ブックハウス」と称し、神保町の新たな注目スポットとしてスタートさせた。

 広い読み聞かせスペースを設けた1階の「ブックハウス神保町」には、主に絵本やビジュアルブックが並ぶ。新刊やロングセラーの創作絵本・翻訳絵本が、割引価格で販売されている。2階の北沢書店には、洋書絵本のコーナーが新しく設けられたので、1階で読んだ翻訳絵本の原書を2階で手に取る、という楽しみ方もできるようになった。このように2つの店は、お互いに連携しながら全体として「ブックハウス」ならではの良さをアピールし、絵本を通じた新たな洋古書の魅力を広めていくという。

「神保町に来たら一度は立ち寄りたくなるようなイベントスペースにしたいですね。子どもからお年寄りまで、楽しく過ごすことができる場所になればと思います。実際に本を見て、触って、内容を深く味わって、買える。それがこれからの古書店、本屋のあり方になると思いますよ」

 このリニューアルを機に北沢書店では、原則として古書のみを扱うことにした。新刊で残すのは、オンラインショッピングではなく実物を見て買いたいという要望がある美術本や絵本だけ。本の実数は減るが、その分密度が濃くなると北沢さんは言う。
「神保町でなければ存在し得ないものであり続けたい。リニューアル後の店では、普通のサラリーマンやOLが身近な趣味として洋書に触れられるようにしたいですね」。北沢さんはそう意気込んでいる。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『The Saturday Book ~six year~』
Leonard Russell(著)/Hutchinson/1946年
多くの写真とポップに仕上げられた装丁で、西洋の中流階級のおしゃれがよく分かる。資料的価値のあるビジュアルブック。
 
店舗データ
千代田区神田神保町2-5 2階
TEL:03-3263-0011
FAX:03-3263-0015
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メールアドレス
oldbooks@kitazawa.co.jp
ホームページ
http://www.kitazawa.co.jp
営業時間/休日
11:00~18:30(土12:00~17:30)/日、祝
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