BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
くだん書房(くだんしょぼう)
[サブカルチャー] 漫画、江戸和本、民俗、風俗、文庫、コミック
漫画、江戸和本、民族、風俗など
懐かしい貸本漫画もそろう

 店主の藤下真潮さんは、自分の本棚にあった約6000冊の蔵書を元に2002(平成14)年2月、この店を開いた。置いてある本は漫画、江戸和本、民俗、風俗など。とくに漫画が中心で、1970年代のコミック雑誌や、小説漫画が多い。昭和40年ぐらいまで、販売用の漫画は非常に少なく、貸本屋で借りて読むのが主流だった。その頃の、貸本専門に出版された「貸本漫画」もそろっている。

 雑誌では、あの有名な池田理代子『ベルサイユのばら』第一話が掲載された、昭和47年5月21日号の『週刊マーガレット』は既に売約済みだが希少な一品だ。“ベルばら”は、今になっても、連載されている号すべてを、買い求めにくるほどの熱狂的なファンがいる。また、高橋留美子が大学時代に入っていた漫画研究会の同人誌『びびっと』や、雑誌『りぼん』の昭和54年8月号の付録、陸奥A子のイラスト入りトランプ(台紙付き)など、非常に珍しいものもそろえている

 江戸和本は、1800年代前後のもので、料理や艶本に力を入れている。天明(18世紀)の頃に書かれベストセラーになった『豆腐百珍』というレシピ本や、やはり当時のレシピ本である『いも百珍』という本もある。店主が『豆腐百珍』の中の“玲瓏(こほり)豆腐(豆腐を寒天で固めたもの)”を実際に作ったところ、「実に簡単にでき、わさびと合わせて食するのが一番美味しかった」そうだ。

 ユニークなのが、子供の頃にアポロ11号が月面着陸したのを目の当たりにした世代が集めるという、SF、ロケット、星に関する書籍が並んだ書棚。その横には、手彩色の紙芝居も置いてある。ちなみに、昭和30年代頃にはこうした紙芝居を描いていた作家から、漫画家に転向する者が少なくなかったという。 「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるも、かつては紙芝居作家だった。

 来店者は30歳~50歳代くらいがメインで、特に40歳代の女性が多い。子供の頃に読んだ懐かしい漫画を探しに、地方から子供と一緒に来る人もいるそうだ。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『草迷宮・草空間』
内田善美(著)/集英社/1989年
1985年に初版された本だが、その後、増版されファンの支持を受けている。内田善美のマンガは、絵が丁寧で色使いが美しい。「好きな作家の一人」と店主。
 
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