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法律関係の老舗洋書店 貴重書収蔵のショールームも
1920(大正9)年に神戸で創業し、1927(昭和2)年、現在の場所に移転した老舗である。創業以来、一貫して学術洋書を輸入・販売し続けてきた。創業当初はドイツ文献の輸入に専念していたが、顧客の要望に応えるべく、ドイツ以外の欧米の出版物や学術雑誌も扱うようになった。昭和40年ごろから、学術でも法律主体となった。主なお客は大学や研究所、役所といった組織だが、個人の学者、研究者の利用も多い。
取り扱いのほとんどは新刊書だが、古書も若干扱っている。ビルの1階全体がショールームになっていて、ラテン語で書かれた16世紀、17世紀の革装の法律書などが並んでいる。海外の著名法学者の蔵書コレクション、稀覯本などを全国の図書館に販売し、図書館蔵書のグレードを高める一助を担ってきた。 表紙や背表紙に56刷、57刷という記載が目につく。「日本ではそれほど法律が改正されませんが、ドイツは多いですね。新しく改正されると版が変わって、古い版は売れなくなってしまいます」と話すのは、代表取締役の中村勲さん。買い付けの際は、日本人とわかると値段を吹っかけられることも多く、しかるべき文献を適正な価格で仕入れるのは楽ではないようだ。
現在の5階建ての自社ビルは、1961(昭和36)年に竣工。1973(昭和48)年から法律洋書専門のショールームを併設して、今日に至っている。「神保町に移転してきた当時は周囲に何もなくて、富士山が見えたそうです。歴史ある建物だということでドラマの撮影にも使われたんですよ」と中村さん。 ホームページでは常時2000~2500冊の在庫データと、直近3年間の新刊・近刊データ約8000点が検索可能。掲載されていない書籍の調査や注文に関しては、気軽に問い合わせを。
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