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三島由紀夫の品ぞろえは神保町随一 週末のガレージセールも人気
1939(昭和14)年に創業されたこの店は、構えも大きく、遠くからでもよく目立つ。4階を6フロアに区切った広い店内には、幅広いジャンルの書籍がそろえられている。金・土・日・祝日に、店舗の裏手で行われるガレージセールは掘り出し物を探しに、遠方からやって来る客も多い。
店内1階の文芸書や時代小説のフロアでは、正面の署名本コーナーがまず目に飛び込んでくる。山口瞳や開高健などは多く揃う。最近は毛筆の署名を書く作家が減っているというが、司馬遼太郎の『国盗り物語』には堂々とした毛筆の署名が付けられている。ガラスケースの中には、戦前のモダニズム詩人として知られる北園克衛の作品を展示。詩作に留まらず、油絵、雑誌の編集、書籍の装幀にも活躍した北園が、亡くなる寸前まで編集し続けた小雑誌『VOU』は若者に人気とか。
2階は児童心理から、哲学・人類学・外国文学・世界史・中国関係など。さらに文庫・新書・映画・演劇・音楽を中心とした2M階。江戸・東京関係や国文学・仏教・神道・民俗・日本史・地方史・考古学・戦史が揃う3階を通り抜けていくと、展覧会図録・画集・デザイン書・写真・建築書を扱う新設美術フロアである3M階となり、4階は展示室になっている。この展示室はいつでも入ることができる。「新しい古本屋の形を作りたいんです」と、若き三代目店主の小宮山慶太さんは張り切る。小宮山さんは、より多くの人に古き良き芸術作品を手に取って見て欲しいと考え、このギャラリー風展示室を整備した。また、写真を多用した全ページカラーの目録デザインも自ら担当している。
小宮山書店の三島由紀夫関係の本や草稿は、質・量共に神保町随一といわれる。「三島由紀夫のように、時代を代表するアーティストをもっと紹介したい。アーティストを通じてその時代を紹介する、という試みに今後も力を入れていきます」
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| 横尾忠則 神戸招福縁起まつり ポスター |
| 横尾忠則(デザイン)/1998年 |
| 「この人の感性はすごい。どんな作品でも周りに調和しない。どこにおいても必ず浮いている。でもその超個性を評価したいと思うんです」(小宮山さん) |
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