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現役プロデューサーが経営する 演劇書を読む機会を提供する書店
2000(平成12)年の秋に開店し、今年で5年目をむかえる。出店は「世界最大の開架図書館」であると言われる神保町だと決めていた。店名は、18世紀イタリアの喜劇作家で、その一生を演劇への情熱に費やし、演劇改良に挑んだ、カルロ・ゴルドーニに由来する。
店主の宮島惠一さんは九代目市川團十郎の縁戚で、幼い頃から演劇の世界に親しんできた。かつて劇団四季で演劇制作に従事し、劇団夢の遊眠社の代表幹事を務めた現役の演劇プロデューサーだ。また劇場総合研究所を主宰、“演劇の社会化”に20年近く専心しており、「演劇のインキュベーター(起業家育成家)」を自認している。
店の外には、深い緑と鮮やかな赤い旗が掛けてあり、大きく「演劇」と書かれた看板が置いてあるため、神保町の路地でもひときわ目立っている。来店するのは古典芸能に関心を寄せる学生や、外国戯曲の専門家や研究者、それに制作やアートマネジメントに関わる人が多い。若い頃に見て楽しかったあの演劇を本で読みたいという、読書と演劇が教養の中枢に存在する青春時代を過ごした、60歳代、70歳代もよく来店するそうだ。
書棚には店主のこだわりで集めた演劇論や欧米戯曲、オペラから日本の古典芸能、歌舞伎、あるいは演劇ビジネス書まで、演劇に関する書籍がジャンル別に並べられている。劇作家で童話作家の別役実の戯曲集は、新刊書店でも古書店でも入手困難な三一書房版が、新刊で全冊そろっている。店主の非売のコレクションの一つ、20世紀前半のフランスの演劇・映画界を代表する人物で、俳優・演出家だったジュヴェの生涯を綴った、『ジュヴェの肖像』(諏訪正著、芸立出版刊)もある。
販売用の書籍は約2000冊、非売品が4000冊、資料・台本は店内での閲覧のみに限定している。つまり、この店はレファレンス機能を重視した空間なのだ。店主は次の世代にもっとたくさんの演劇書を読む機会を提供するために、近い将来「舞台芸術図書館」の創設を計画している。そのため、2005年10月からは、週末の金曜日と土曜日の開店となる。
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| 『メイエルホリド』 |
| 佐藤恭子(著)/早川書房/昭和51年 |
| ソ連で即座に売り切れとなった雑誌『演劇生活』メイエルホリド特集の全訳。 |
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