BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
沙羅書房(さらしょぼう)
[古典籍] 和本、古地図、アイヌ、北方関連、日本史、民俗、伝記、郷土史
和本・古地図などを探すなら
この店ははずせない

 2005(平成17)年9月に移転して、1階、2階の2フロアになった。沙羅書房はこれまでに3回引っ越しており、今回が4回目。最初から3番目までの店舗は路面店だったが、平成になって移った4番目の店舗はビルの4階。そこで、取り扱いの品目を少々増やすことにした。それまでは、日本史・地誌(特にアイヌ北方関係)、民俗学、考古学などの文化系の学術書が多かったのだが、それに加えて和本や古地図などの品ぞろえに力を入れるようになった。

 古地図を扱うようになったきっかけは、幕末以降の東京図を集めたことから。当時、江戸図は人気もあり価値も高かったのだが、東京図はそこまでではなかった。そこに目をつけ、各年代ごとに整理して収集。その数は200枚以上となった。この貴重なコレクションは、現在、江戸東京博物館に収められている。

 1967(昭和42)年の創業より、店舗販売と同時に目録販売も続けている。
「目録のほうがお客様とのコミュニケーションで分野を広げやすいんですよ」
 と店主の初谷康夫さん。今や、この店の主要分野のひとつとなっている、アイヌ北方関係があるのも目録があったからこそ。創業の1年後に客から買い取った品物の中にアイヌ関係の資料があった。それを第2号の目録に掲載したところ大変好評で、それ以降力を入れるようになったという。目録は現在も年に2回(6月、11月)に発行されている。第2号の時は800点あまりだった掲載点数は、最新号では1万600点を超えている。また、目録は自店のホームページにもアップされている。

 新店舗には、ガラスケースが入り、展示するスペースが増えた。実際に高価な品物を見ることができる機会が増えることだろう。以前の店舗では、なかなか見ることができなかった、幕末・明治初期の写真なども展示販売する。
 ちなみに、美しいイメージを喚起させる店名は、平家物語沙羅双樹および、戦前戦後同名の出版社を親族が経営していたことからつけたという。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『蝦夷紀行』
成田修一(解読)/沙羅書房/昭和62年
嘉永7年、蝦夷地巡見に従者として随行した尾張屋番頭忠蔵の日記。沙羅書房創業20周年を記念して200部限定で1987(昭和62)年に出版された。
 
店舗データ
千代田区神田神保町1-32
TEL:03-3219-0470
FAX:03-3219-0760
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メールアドレス
sara-shobo@muc.biglobe.ne.jp
ホームページ
http://sara.jimbou.net/
http://www.sara-shobo.com/
営業時間/休日
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