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韓流から朝鮮半島問題まで 韓国関係の書籍の専門店
韓国の代表的な出版社であった三中堂が「韓国の本を日本に広めたい」と、1973(昭和48)年、東京・京橋に「韓国書籍販売センター・三中堂」を開いたのが始まり。その後、本国の経営が思わしくなくなったため、一社員として入社していた現店主が店を引き継いだ。バブル時代には阿佐ヶ谷への移転を余儀なくされたが、2000(平成12)年、「開業時から店をおきたかった」(店主の佐古忠八さん)神田神保町に移転してきた。靖国通りの喧騒から離れた、下町的な雰囲気の感じられるあたりのビルの3階に店はある。
神保町の書店には店の入口にまで本棚がならぶところが目立つが、ここは平積みがかなりの面積を占め、壁際に本棚がならぶ。奥には韓国の映画やテレビドラマのビデオ、DVD、Kポップ(韓国ポップス)のCDのコーナーもある。平積みになっているのはハングルの語学テキストや韓国の旅行ガイドなどで、コミック(ハングル訳の『ドラえもん』など)もある。しかしこれらはほとんどが新刊書。壁には『金正日入門』『拉致問題』など朝鮮半島の時事問題・政治問題の書籍が目立つが、すみずみまで見て回ると、足元に朝鮮半島と日本の古代史、奥に『朝鮮の民話』『朝鮮文学史』などの文学書、CDコーナーの裏に『韓国のやきもの』などの美術書がおかれている。
棚の本は新刊と古書の混合。扱っている書籍の4割が古書だが、新刊書の中には開業当時から棚にあるものも含まれているため、背表紙を見ただけではわからないことも。販売価格シールが古書の目印になっている。軍事政権下の韓国の状況を日本に伝えた新書『韓国からの通信』の初版本は、さすがにシールがつけられていた。
ハングル本は新刊・古書ともに韓国からの輸入本が中心だが、日本で発行された古書籍のほとんどは、店主がこつこつと他店から買い集めたもの。 「今は新刊書で韓国関係のものも増えたが、すぐに絶版になってしまう。店には戦後(1945年以降)出された韓国関係の書籍はすべてそろえたい。韓流ドラマで韓国に関心を持ったら、文化や音楽にも興味を広げていってほしいですね」と佐古さんは期待している。
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| 日韓併合以前、日本の皇室から韓国の王室へ嫁がれた李方子さん(先ごろ亡くなられた李王朝最後の末裔、李玖氏の母親)が生前、記した自伝。 |
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