BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
篠村書店(しのむらしょてん)
[社会科学] 社会科学、鉄道、雑誌
鉄道・機関車の専門店
父子で訪れ、楽しむ姿も

 鉄道というジャンルの本は、古書市場全体にあまり出回らないと言われる。しかしその少数をすくい上げるように、鉄道専門店として仕入れていると話すのは従業員の釜野井勝美さん。
「“鉄道に乗って旅に出よう“という感じの本は、うちにはあまり置いてありません。あくまでも鉄道そのものを追い続けていこうと思っていますから」

 創業して10年余。今では鉄道・機関車の専門店として他の追随を許さない品ぞろえを誇る。例えば昭和初期に創刊された雑誌『鉄道』は1号から76号まで全巻がそろう。ちなみに価格は28万円。雑誌『蒸気機関車』も色とりどりの背表紙で書棚を埋めている。全国から鉄道マニアがこの店を訪れるのも頷ける。

 特に年配の層に人気なのは、時代と鉄道が絡んだもの。釜野井さんがおすすめしてくれたのは『南満州鉄道~“あじあ”と客・貨車のすべて~』(市原善積)、『日本の鉄道』(朝日新聞社編集)、『東京・市電と街並み』(林順三)等々。また、視点のズレがユニークとの定評がある保育社の『カラーブックスシリーズ』の中の鉄道シリーズも、この店にはそのほとんどがそろっている。

 広く清潔感のある店内は居心地も良く、専門店でありながら敷居の高さは感じさせない。休日ともなれば家族連れの姿も見える。若い父親と幼い息子が一緒に来店して、それぞれに違う本を買っていくこともあるとか。
「たとえ子ども向けの本でなくても、大きな存在感のある蒸気機関車は、それだけで子どもの心を捉えるのに十分みたいですよ。子供から大人まで、鉄道に心惹かれる姿を今までもここで見てきたし、これからも見ていければと思います」

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『蒸気機関車の道 ~ある20世紀文明の終焉~』
文珠四郎義博(著)/文珠デザインスタジオ/平成11年
蒸気機関車の威厳に満ちた姿が全ページに現れる。
 
店舗データ
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TEL:03-3261-9554
FAX:03-3261-9554
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