BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
菅村書店(すがむらしょてん)
[趣味・芸術] 車、バイク、鉄道、航空、ミリタリー、船舶、プラモデル
クルマ、バイク、鉄道、飛行機…
エンジンがついた乗り物の古書店

 神保町駅からほど近くだが、わかりにくい少し奥まった場所に、乗り物好きが足しげく通う店がある。2003(平成15)年4月に開店した菅村書店はクルマ、バイク、鉄道、飛行機、船舶等々、エンジンがついた乗り物専門の古本を扱った店だ。仕事の資料探しに来る人もいるが、8割は趣味のため足を運ぶ人たちである。

「うちにあるのは、よくいえば『専門書』。いわば“一点もの”が多いんです。価値をわかって大事に扱ってくれる人にだけ来てもらえればいい。興味がないのに商品を適当に扱われると傷みますし、つらいんです。だから、欲をいえば裏通りかビルの上の階でやりたかった。こんな奥まった場所でも、お客様から『そんなに目立つ場所でやって、どうするの?』と言われましたよ」と店主の菅村克己さんは語る。

 クルマ関係をはじめ日本の雑誌は、写真の質が高く、内容がきめ細かいため世界的にも人気。ヨーロッパから訪れる人は、たとえ300円の雑誌であっても丁寧に扱うそうだ。書棚の8割を占めるのは、いろいろな雑誌のバックナンバーである。バックナンバーは人気のある号のみが売れてしまうので手間がかかり、やりたがる店は少ない。しかし、先行の店と同じことをやっても勝てない。バックナンバーならあそこに行けば必ずそろっていると言われる店になろうと決心した。「売れたあとの補充が大変で、1冊、2冊にかける労力が大きいんです。バックナンバーが売れたら覚えておいて『今日はこれが売れたね』と補充します。スリップを作るのが追いつかないほど追われています」。

 店にバックナンバーを売りにくる人は「大事にしていた雑誌だから、専門店に買ってもらいたい」と持ち込んでくる。そう言われると、たとえ市場で買うほうが安くても、在庫とかぶっても、むげには断れないという。「僕は明倫館書店を尊敬しています。市場でもきちんと高い値段で買っていて、在庫があってもきちんとした値段で丁寧に買い取っていますから。他店に底値で買われると相場が下がりますし、『また来てください』という意味合いも込めているのだと思います。乗り物専門の明倫館書店になりたいんです」

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『Grand Prix Racing Cars (グランプリ レーシングカー) 1921-1939』
Hans A. Muth(著)、Dieter Korp(著)/Motorpictures
1920年代30年代のレーシングカーの絵。ロンドンで出版されたもの。好きな人にとってはたまらない逸品である。
 
店舗データ
千代田区神田神保町1-7 日本文芸社ビル1階
TEL:03-5281-2877
FAX:03-5281-2877
MAPを見る
メールアドレス
sugamura-syotenn@m9.dion.ne.jp
ホームページ
http://www.sugamura-syotenn.com
営業時間/休日
11:00~19:00(日・祝12:00~18:00)/火
Copyright(C) 2005 Association Press. All Rights Reserved.  協力:神田古書店連盟 神保町へのアクセス方法このサイトについて