BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
誠心堂書店(せいしんどうしょてん)
[古典籍] 和本、書道、日本史、伝記、民俗学、漢文
新旧のバランス感覚が絶妙
映画のロケ地にも選ばれた名店

 番頭然とした白い柴犬に心が和むも、襟を正す思いで書と一対一に向き合おう。神田でも老舗の古書店。和書本の充実ぶりが有名で、江戸初期(寛永年間)からの作品は約1000点にものぼる。江戸中期の作品で、動植物の生態が描かれた『毛詩品物図考』や、当時の江戸を描いた『東海道名所図会』(3冊組)など、和書に精通してなくても視覚的に楽しめる作品が並ぶ一方、三蔵法師の紀行『大唐西域記』(寛永20年刊)など、学術資料としても一級の貴重な書も多い。

 もともと同じ神保町の山本書店で番頭をしていた先代が店を構えた際に和本の取り扱いをはじめたことから、この店の歴史が始まる。その後を継ぐように二代目が民俗学を、そして三代目である橋口兼介さんが書道関係をと、時代を経て取り扱う分野が増えてきた。扱っている書は確かに古いが、店舗の運営や経営面では最先端を走っている。古書店といえばおなじみの目録も、早くからパソコン上で作成。二代目は20年前からパソコンを扱い、ついには古書店業務ソフトも開発したという腕の持ち主だ。

 店舗の外観は東京大学や旧帝国ホテルと同じ、黄色の施釉スクラッチタイルで、2003年に千代田区の「景観まちづくり重要物件」に指定された。神田や御茶ノ水を舞台にした侯孝賢(ホウシャオシェン)の人気映画「珈琲時光」(2003年)でも、主役の浅野忠信が店主役をつとめる店としてロケ地に選ばれており、映画と実物を見比べても楽しい。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『啓道大字心経帖』
石橋啓十郎(著)/出版開発社/昭和55年
戦後の日本における書道教育の第一人者で、日本書道教育学会を創設した石橋啓十郎(啓道、犀水)の作品。装丁は横尾忠則という豪華版。
 
店舗データ
千代田区神田神保町2-24
TEL:03-3262-5947
FAX:03-3238-9445
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ホームページ
http://seishindo.jimbou.net/
営業時間/休日
10:00~18:30/日、祝
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