BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
東陽堂書店(とうようどうしょてん)
[思想・宗教] 仏教、神道、日本史、東洋史、東洋思想など学術研究書、古典籍
古典籍から新刊までそろう
日本有数の仏教書専門店

 靖国通り沿いの東陽堂書店は、日本でも有数の仏教書専門店である。
「お客様は、やはり大学の先生とお坊さんが多いですね。もちろん一般のお客様もいらっしゃいます。最近はお坊さんでなくとも坊主頭の人が多いので、どなたがお坊さんかわかりませんが(笑)」
 と、三代目の高林孝行さんは気さくに笑う。風格の漂う店内だが、決して人を寄せ付けない雰囲気ではないのは、この店主の人柄によるものだろう。

 創業は1924(大正13)年。当時は他の古本屋と同じく、教科書や一般書などを売っていた。仏教書を中心に集めるようになったのは二代目の頃。
「あくまで中心にあるのは仏教で、そこから派生するものを扱っています。歴史の本も、その一つですね」
 本棚をよく見ると、古本に混ざって新刊も並んでいる。仏教に関する本なら新旧問わず何でもそろうよう、仏教系の出版社と直接取引するなどして、こまめに集めているのだ。新刊と古本を分けることなく、宗派別に並べてあるのでとても探しやすい。オススメの一品はなんですか、と尋ねたところ、「ちょっと待ってください」と言って持って来られたのは、箱に入った美しい巻物。

「『神護寺経』といいます。平安末期のものですね。文字が金、線が銀で書かれていて、扉絵がとても美しい。価格ですか?えーと…1500万円です」
 千年近い時を経ているとは思えないほどの状態の良さ、そしてとても写真では伝えきれない美しさに、思わず納得。他にも1000万円台のものは数多くあり、中にはまだ値段をつけていないものもあるという。古ければ古いほど、その価値をお金で計ることは難しい。

「一般のお客様にも分かりやすいように新刊をできるだけそろえる一方で、古典籍にもより力を入れていくことで、全体に幅を広げていこうと思っています。僕自身未だ勉強中ですが、本の名前を言っていただければ大抵のことはわかりますので、ぜひ気軽に聞いて下さい。もちろん学者ではないので内容までは分からないこともありますが、お客様と一緒に、勉強しながらやらせていただいています」

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『佛垂般涅槃畧説教誡經 加州大乗寺蔵版』
外側は布張りで、中は蛇腹。このように、古いものでも、手ごろな値段で買えるものもある。
 
店舗データ
千代田区神田神保町1-1
TEL:03-3291-0078
FAX:03-3291-0780
MAPを見る
メールアドレス
touyoudou-0078.takabayashi@nifty.ne.jp
ホームページ
http://touyoudou.jimbou.net/
営業時間/休日
10:00~18:00/日、祝
Copyright(C) 2005 Association Press. All Rights Reserved.  協力:神田古書店連盟 神保町へのアクセス方法このサイトについて