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長島書店 神保町店(ながしましょてん じんぼうちょうてん)
[歴史] 文学、思想、歴史、考古
老舗古書店の第2号店
考古学や歴史全集に注力

 神保町交差点の西に、長島書店の2号店として2003(平成15)年にオープンした。駿河台下店はコミックなどサブカルチャー中心の、どちらかと言えば、気どらない雰囲気の店だが、こちらは靖国通りに面した一等地。本は整然と並べられて、正統派古書店のたたずまいだ。1902(明治35)年創業の歴史と伝統は、こちらの店が引き継いだようだ。事実、カウンター後ろの壁には大正時代の古物商免許が掛けられている。しかしながら建物はまだ新しく、壁の白さに免許札の古さがきわだつ。伝統と現代が一体になった店と言えるかもしれない。

「こちらの店では、考古学や全集に力を入れていますし、またよく売れています」と、店主の夫の長島昭南さんは語る。家族で助け合って店をきりもりしているという。店内には『ローマ帝国衰亡史 全11巻』をはじめとする歴史関連の全集がいたるところに積み上げられ、『邪馬台国研究総覧』『古墳文化と壁画』などの古代史関係の書籍が並ぶ。正統な歴史書・研究書だけでなく、『戦国名将の居城』といった、歴史好きの好奇心をかきたてる本もある。世相風俗から見た歴史にも目配りをしているようで、『日本民俗文化体系 全15巻』、『明治ニュース事典 全9巻』、『時代考証事典』『江戸時代文化』といったものもある。『朝日放送50年』や『仙台映画大全集』がまぎれているところは、駿河台下店でサブカルチャーを手がけている長島書店ならでは。

 哲学・思想書にも力を入れているようで、法政大学出版局の「叢書ウニベルシタス」シリーズや、みすず出版の現代思想、カントやヘーゲルといった正統な哲学書や研究書もある。文学では『失われた時を求めて』『シェークスピア事典』など、外国文学とその研究書が目立つ。そのためだろう、「学生や教師など、専門の本を探す人が多いですね」と昭南さんは言う。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『東日流六郡誌大要』
東日流中山史跡保存会(編)/八幡書店/1990年
青森の旧家である和田家に伝来したといわれる東北地方の古代史を描いた史料集。偽書の可能性が高いとされる。
 
店舗データ
千代田区神田神保町2-5
TEL:03-3512-8115
FAX:03-3512-8116
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メールアドレス
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ホームページ
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http://www1.ocn.ne.jp/~nagasima/
営業時間/休日
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