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取り扱いジャンルが幅広い 気軽にふらっと入れるお店
1966(昭和41)年創業の中山書店は歴史、思想、哲学、文化から児童文学、写真集、雑誌、アダルトまでと幅広く古書一般を扱っている。入り口付近には志賀直哉、田山花袋らの『精選名著復刻全集』の単行本が1000円前後で並ぶ。
児童文学、こども向けの教養書が充実。岩波の『日本の歴史』や、中央公論社の『世界の歴史』など、大人でもためになる歴史漫画シリーズや『アンデルセン童話集』がセットでそろう。中には昭和30年代以降の月刊絵本『チャイルドブック』や『キンダーブック』、『ひかりのくに』など、今の大人にとって思い出深い本も。「お子さんのために本を買いに来るおかあさんもいらっしゃいますが、自分の子ども時代を懐かしんで買われるお客さんもいます」。二代目店主はそう語る。
店内右側の通路にはマクルーハンの『グーテンベルクの銀河系』を始めとする社会科学系の学術書や、雑誌『ユリイカ』や『現代思想』のバックナンバーが1970年代からそろい、中央の本棚を隔て反対側の棚には歴史、文化関連の書籍が並ぶ。特に江戸文化関連が多いのが店主の自慢だそうだ。本棚の上から天井のスペースは、柳田國男や岸田劉生などの著名な個人の全集が占める。さらに店中央の平積みスペースにはアダルト本が並び、男性客で賑わっている。
同店では出版社の都合で定価より安く買える特価本を扱ったり、一般古書のルートで仕入れているため、専門書店では高価な本がリーズナブルな価格で手に入ることもあるという。「専門店の多い神保町にあって“普通の町の古書店”の気軽さがあってもいいと思うんです。この街にはいろんなお客さんがいらっしゃいますから」。古書店街の入り口として、まず訪れてみたい店である。
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| 『落語系圖』 |
| 植村秀一郎(編)/名著刊行会/1965年 |
| 1928年(昭和3年)に出たもの本が1965年(昭和40年)に復刻。限定版1000部の内の第152号。当時の落語の演目が詳細に書かれている。 |
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