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低めの棚に配置された歴史書 図書館のような蔵書
世界中の歴史に関する南海堂書店の品ぞろえは、研究者からも一目置かれる存在だ。店内は世界史・西洋史・東洋史と分けられた上で、さらに地域ごとに細かく分類されている。蔵書の多さは、まるで図書館のよう。 「この店舗分よりもさらに多い在庫があります」と店主の市田守さんは胸を張る。探している書が店頭になくても、積極的に尋ねてみるとよいだろう。
レンガ造りの外観や広いガラス張りの入り口はもちろん、書棚がちょうど大人の目線の高さまでという圧迫感のなさが、この店を居心地の良い空間にしている。いつまでも熱心に書棚を見入るのは年配の客ばかりではない。最近は学生の姿も増えつつあるという。 「学生でもある程度は勉強してきてほしいですね。本から得た知識を自分のものにしたい、というような学ぶ意欲のある方にとっての資料を提供することがうちの仕事であり、楽しみですから」
店頭に置く本は、まずタイトルを重視するという。中身を分かりやすく表しているタイトルの本には良書が多いからだ。たとえば「日本史 中世」の書棚には『日本中世農村史の研究』、『中世村落構造の研究』といった本が並んでいる。 資料本はまとめて販売することもある。『アメリカ関係書 176冊一括売』は8万円。みすず書房刊の『現代史資料』は、「太平洋戦争」「ゾルゲ事件」などカテゴリーごとに分けて販売している。
一方で、南海堂書店は渋谷の「たばこと塩の博物館」へ塩業史に関する書籍を寄贈している。これは多くの人に認知してもらうことで、資料としての価値を高めるための取り組みという。
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| 『沖縄女性史』 |
| 宮城栄昌(著)/沖縄タイムス社/昭和48年 |
| 沖縄の女性のみに特化した本。女性の歴史を追うことで、当時の沖縄の様子や日本の歴史も見えてくる。巻末にはキーワードの索引付き。 |
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