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現代版画が充実している店 目録は年6回発行される
店主の樋口良一さんは、山田書店版画部(現、蒐堂)勤務を経て1989(平成元)年に独立。その時の場所は、現在の場所よりやや駿河台下の交差点寄りだった。現在地へは5年くらい前に移ってきた。靖国通りの一本北側の通りだが、神保町の交差点に近い。この辺りには、ほかにも版画や浮世絵などの刷り物を扱う店が集まっており、東京でもなかなか珍しい場所だ。
扱っているのは、明治以降の現代版画をメインに、西洋版画、版画が入っている挿画本など。版画堂というその名の通り、版画が中心だが、浮世絵はほとんどない。代わりに最近、油絵、デッサンなどの肉筆ものが充実してきた。また、版画雑誌もそろえている。
目録は1、3、6、7、9、12月と年に6回発行。1月に発行されるのは、この辺りの版画を扱う店の共同目録で、それ以外は自家目録だ。自家目録は新規入荷商品をメインにした在庫目録で、写真入り。来店する客と目録で買う客の割合は半々だという。
かわいい作風で知られる、版画家の大野隆司さんとは、樋口さんが山田書店にいたときからのおつき合い。谷中安規の収集家としても知られる大野さんは、山田書店の顧客だったそうだ。大野さんの作品も版画堂で多く取り扱っている。
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| 『ねこ版画 へいきじゃないけどへいきだよ』 |
| 大野隆司(著)/主婦の友社/1999年 |
| ほのぼのとした味わいの木版画で描かれたユーモラスなねこと、やさしい眼差しを感じさせるエッセイが詰まった絵本。 |
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