BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
ブンケン・ロック・サイド(ぶんけん・ろっく・さいど)
[サブカルチャー] ロック系雑誌バックナンバー、写真集、アニメ、ファッション、俳句
伝統とサブカルチャーが同居する
時代を超えたディープな空間

「『あのミュージシャンがまだ髪の長い頃の写真が載っている雑誌はありますか』とか『50年代のアメリカのヘアスタイルが分かるファッション雑誌が欲しい』などというお客様からの問い合わせはよくあります。そんなときはこちらも精一杯探させていただきます」と話すのは、店主の山田玲子さん。パンクファッションに身を包んだ外見からするとちょっと意外だが、玲子さんの物腰はやわらかく、初対面でもとても親しみやすい。

 老舗の古書店が立ち並ぶ神保町にあって、扱っているものからしてかなり異色なこの店は、もともと玲子さんの父親が俳句の専門店として開いた。けれど玲子さんが店を継いだ途端に一転、「サブカルチャー」に特化した店として生まれ変わった。現在では靖国通り沿いにある真っ赤な看板を目指して、全国のロックンロールファンが集まる店としても知られている。
 サブカルチャーと一口で言っても、この店で扱うジャンルは広く、内容も濃い。書棚はまず音楽、アニメ、ファッション、映画、写真といったジャンルに分けられている。さらに雑誌ごとに分類されたり、ファッションで言えば、「ロリータ」や「80年代~」というように“テイスト”別に区切られているので目的のものが探しやすい。

 また、かつてのサブカルチャーを知る上で重要な『宝島』や、『クウネル』『アンアン』といった流行雑誌のバックナンバーもほぼ全巻そろっている。とがったサブカル系だけではなく、一般的なかつての風俗や若者大衆文化を知る上での雑誌なども置いている。
「もともとは好きな音楽雑誌ばかり集めていましたが、そこからファッションや映画へと扱うものが広がっていきました。それは自然なことだと思います」
 こうした店の雰囲気をより演出するように、BGMにはパンクロックが流れ、サラリーマンや学生の姿が多く見られる。が、ときおりお客さんのなかに、まっすぐに店の一番奥に突き進んでいく中年やお年寄りの姿が見える。お目当てはなにかというと、実は玲子さんの父親の得意とした俳句に関する専門書のコーナーなのだ。3畳分もないほどのこの空間に、厳選された句集や歌集などがまとまっていて、今でも固定のファンが静かに通い詰めている。
 玲子さんは、“父親の書斎”のようなこのコーナーを今後もなくすつもりはない、と昔ながらのお得意さんも大切にしている。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『月刊 ROCK SHOW 2月号』
新興楽譜出版社/昭和54年2月
海外の人気ロックミュージシャンの情報が満載の『月刊ROCK SHOW』。この号は“ベイ・シティ・ローラーズの新ヴォーカル決定”を記念したメンバー全員のピンナップも付いている
 
店舗データ
千代田区神田神保町2-3
TEL:03-3511-8226
FAX:03-3511-8226
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ホームページ
http://homepage2.nifty.com/bunken/
営業時間/休日
10:00~19:00(日・祝11:00~19:00)/なし、年末年始
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