BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
矢口書店(やぐちしょてん)
[趣味・芸術] 映画、演劇、戯曲、シナリオ、落語
映画・演劇・演芸・戯曲・シナリオの店
上方落語関連書も人気を博す

 創業は1918(大正7)年。木造モルタル造りの店構えは、長い時代を経てきただけの風格がある。当時は哲学書や経済書を扱っていたが、1975(昭和50)年、先代がもともと好きだった “映画・演劇・戯曲・シナリオ”という分野へのシフトチェンジを行った。訪れるのは映画マニアやプロの俳優、パンフレット目当ての少年などさまざまで、誰にとっても親しみやすい古書店である。

「1950年代から60年代のパンフレットは人気の商品の一つです。若い人から年配の方まで幅広く売れます」と三代目店主の矢口哲也さん。また、映画雑誌に関して言えば、近代映画社から1945年に創刊された『近代映画』が多くそろっており、中には若大将、加山雄三が大きく表紙を飾るものも。さらに、常に在庫として置いておきたいもの、と矢口さんが取り出してくれたのは有文社刊の『日本アニメーション映画史』。日本の宝とも言えるアニメ−ションの歴史をまとめた本で、1917年から1977年までのアニメを紹介している。

 映画俳優ごとのエッセイ、映画監督ごとの評論書、シナリオなど、30年来の矢口書店らしい品ぞろえに加えて、ここ5年間で新たなラインナップに加わったジャンルがある。それは落語全般、中でも上方落語関連の本だ。きっかけは、偶然、大量の上方落語の本が手に入ったことだった。それから徐々に本の数も増え、今では立派な矢口書店の名物棚になっている。この棚専任のスタッフもおり、今後、一層力を入れていきたい分野の一つだと、矢口さんは熱く語る。

 もう一つ、この店の隠れた名物コーナーは店の外側にある。店舗に横付けにされたこの棚には、店内の専門分野とは外れるものの、掘り出しものの本が多いと評判で、文学全集や初版本、漫画などさまざま。昭和初期に多くの出版社から刊行された、1冊1円の廉価な本、通称「円本」のような貴重本が並んでいることもあるのでチェックしておきたい。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『刑事コロンボ読本 ~全45エピソード考察~』
町田暁雄(著)/自費出版/2004年
熱烈なファンの著者が、刑事コロンボの全エピソードを詳しく解説。自費出版で、刑事コロンボファンサイトでしか買えないものなので、手に取って見ることが出来るのはここだけ。
 
店舗データ
千代田区神田神保町2-5-1
TEL:03-3261-5708
FAX:03-3261-6350
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メールアドレス
yaguchi@mbk.nifty.com
ホームページ
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営業時間/休日
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