BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
蘭花堂(らんかどう)
[趣味・芸術] 中国美術、絵画、書道、工芸、建築、版画
中国の文化や芸術を
肌で感じることができる店

 1989(平成元)年に開店した蘭花堂。開店当初は、中国からの輸入美術書籍を専門に取り扱っていたが、5年前から美術品も取り扱っている。店主の中村愿さんは、中国美術や歴史の研究家であり、古代中国に関する評論やエッセイも書いている。店を経営していくうちに、自然と中国美術書、中国絵画、版画、書画、美術品などを取り扱うようになったそうだ。

 マーケットでの買い付けや、一般からの買い取りも行っているが、店主自ら直接中国に出向いて仕入れることも多い。美術品は、前漢(紀元前202年頃)の時代からの古いものもある。「今後も、中国文化・芸術に関する専門性の高い書籍や美術品を取り扱っていきたい」と店主の中村さんは語る。

 来店するのは、大学の先生や学生、中国古美術愛好家が多い。写真や図版の多い美術関係の書籍も数多く取りそろえているため、デザイナーも来店する。店内は、本屋を兼ね備えたギャラリーといった雰囲気だ。店の入口と奥に本棚があり、『中国近代名書画図鑑』や『中国美術辞典』など中国語で書かれた本がずらりと並ぶ。中には日本語で書かれた本も置いてある。

 外には中国の地図(300円から)や絵ハガキなども並べられている。入口のすぐ右手には、柔らかな光を放つ「寿山石」が並ぶ棚がある。寿山石とは、中国の福建省の寿山で産出される石で、縁起がよく美しい石として中国では広く愛好されているものだ。左手には、漢の時代、身分の高い家で使われていた瓦である「瓦当」が並んでいる。雲の模様「雲紋(うんもん)」や文字などさまざまな形があり、中国建築の芸術品の一つ。その奥には、中国絵画や中国版画も並んでいる。その他、「二胡」も販売用に置いてあり、火曜日と金曜日に講師を招いて二胡教室も開催しているという。中国語の本だけではなく、珍しい美術品や音楽などを通じて、中国文化や芸術に触れられる店である。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『中国印 四大名石 寿山石』
黄宝?(編)、林国清(編)/福建美?出版社/2004年
様々な形に彫られた、寿山石の写真が満載。石そのものが放つ光沢と色彩の美しさに圧倒される。
 
店舗データ
千代田区神田神保町1-46 斎藤ビル1階
TEL:03-3294-3008
FAX:03-3294-4978
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メールアドレス
ran-0001@rankado.co.jp
ホームページ
http://www.rankado.co.jp/
営業時間/休日
12:00~17:00/日、祝
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