BOOK TOWN じんぼう 「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
ギャラリー・ラパン(ぎゃらりー・らぱん)
[趣味・芸術] 地図および地図関連書、旅関係、大衆芸能・映画関係、絶版文庫、貸本時代の漫画
地図の魅力を知る編集人がプロデュース
旅関連や芸能関連、絶版文庫もそろえる

 2003(平成15)年の春にオープンしたギャラリー・ラパンをプロデュースする赤岩州五さんは、1997年創刊の季刊誌『ラパン』(ゼンリン)の編集人をつとめていた。平凡社の『別冊 太陽 ~大正・昭和の鳥瞰図絵師 吉田初三郎のパノラマ地図~』(2002年10月号)もすべて編集するなど、地図への造詣が深い。

 ビルの2階にあるギャラリーには、ところ狭しと色々な種類の地図が陳列されている。江戸時代から明治時代にかけてのいわゆる「古地図」よりも、明治から昭和にかけての「ふる地図」が品ぞろえの中心だ。中でも空中を飛ぶ鳥の視線で描くという鳥瞰図は特に人気が高い。変わったものでは手のひら半分サイズの折りたたみ式や大型パズルなどもある。

 他には、旅や映画、下町の大衆文化や芸能といったジャンルの本が、手書きの説明カードを添えて並べられている。書棚の一段分という小さなスペースには、今ではめずらしい貸し本屋時代の漫画もある。「楳図かずおや前谷惟光のお宝本ばかりですよ」というほどの自慢のコーナーだ。

 2005年からは絶版文庫の販売も始めた。こちらも外部からの仕入れはしていない。旺文社文庫や中公文庫、創元文庫などでも最も安いのが100円で売られており、ホームページで”びっくり廉価本!”とうたっているのもうなずける。「相場が1000円のものでも、うちでは200円ぐらいで売っているものもあります」と赤岩さん。岡本綺堂や山田風太郎、野坂昭如などといった高値のつきやすい作家の作品も安く抑えられている。これらの絶版文庫を含む本の情報はホームページにも掲載されており、メールの他、ハガキやファックスからの注文も受け付けている。

3,000円の予算でこんな本が買えました!
『教科適用 新案世界地図』
鈴木熊次郎(編)/文陽堂書店/明治35年
明治時代に教科書として実際に使用されていた世界地図。「見やすい文庫サイズであることがポイントです。現在とは異なる地名で載っているところもあったり。そんなところに注目しても面白いですよ」と赤岩さん。
『月刊 洋酒天国 通巻第16号』
開高健(編)/洋酒天国社/昭和32年8月25日
昭和31年にサントリーのPR誌として創刊された『洋酒天国』は500円から。詩、エッセイ、推理小説、ヌード漫画といったユニークな内容で、当時から爆発的な人気だった。この号の表紙は、当時の人気コメディアンである泉和助。全61号の中でも、開高健が編集長をつとめていた22号までが特に人気。
『街の自叙伝』
加太こうじ(著)/中央公論社/昭和35年
「黄金バット」の作者として有名な紙芝居界の第一人者、加太こうじの約30年間の自伝。著者が青春時代を過ごした昭和の裏町の風景がつづられている。
『隔月刊 ラパン 1999年1月号』
赤岩州五(編)/ゼンリン/1999年1月15日
赤岩さんがかつて編集人をつとめた季刊誌のバックナンバーの一つ。特集は「名作の路地を歩く」。江戸川乱歩や向田邦子の作品中の舞台となった街を詳しく解説している。
 
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