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スポーツ関連書の多さは神保町一 オンライン販売と店売りのバランス感覚も優秀
神保町に唯一の”スポーツ関連書をメインに取り扱う古書店”だ。店主の小野祥之さんは、10年ほど前、スポーツ専門書を何気なくオンラインで販売したところ予想以上の高値で売れたことから、スポーツという分野の需要の高さを実感。また、実際に手に取って見たいという客からの要望に応えようと、オンライン販売を継続しつつも、代々木、渋谷に相次いで店舗を開いた。さらに、2005年12月、この神保町にてリニューアルオープンすることになった。
品ぞろえの中心はスポーツ関連書。野球、サッカー、プロレス、バレーボール、競馬と種目ごとに分類されている他、イチローや長島茂雄のように、人気の高いヒーローに関しては専用の棚もある。野球関連の本は常に人気が高く、また近年ではサッカーの需要も伸びている。中でも写真が多用されている雑誌は人気がある。『週刊ベースボール』は、創刊年の1958年から2004年に発行されたものまでずらりと並ぶ。「たとえば、現西武ライオンズは元西鉄として有名ですが、実は1973年から76年までは『太平洋クラブライオンズ』、その後の2年間は『クラウンライターライオンズ』というようにチーム名が変わっています。その『太平洋クラブライオンズ時代だけの週刊ベースボールが欲しい』というようなお客様もいらっしゃいます」というほどコアなファンが多い。
仕入れは顧客からの買い取りがほとんど。新入荷した商品は、ホームページへ掲載する前に、約4000人の顧客へメールで知らせている。「メールはお客様への確実なアプローチだと思うんです。実際、レスポンスの割合も高いんですよ」。1冊に数人の買い手があったり、メールを送って3分後には注文が入ることもある。アマゾンドットコムなどの他サイトで600円で手に入る本は、同じ600円の値を付けることはせず、店頭の100円棚に置いてしまうという見切りの良さ。「これからもオンラインと店売りのそれぞれの良さを活用して、共存できる店作りをしていきたいです」。
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| 『スポーツグラフ 31号』 |
| スポーツグラフ社 /昭和32年 |
| 立教大学に在学中の長島茂雄が表紙。当時“学生球界における至宝”とよばれていた。「スポーツ雑誌で表紙は特に重要です。その時代のヒーローが一目で分かりますから。長島茂雄さんは日本野球の歴史に残る革命児。今でも彼の名前を口にするだけで涙ぐむお客様もいますよ」と小野さん。この頃はまだカラー写真が無く、白黒写真に手彩で色を付けている。 |
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