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和洋のファッション誌が揃う 2009年開店の新進店
白を基調とした内装に、黄色と赤の窓枠。まるで雑貨屋のようだが、店頭には「ELLE」などの洋雑誌が積まれたワゴンが並ぶ。神田すずらん通りに、2009年8月にオープンしたこの店は、ファッション誌を軸に、アートやカルチャーに関係する雑誌を取り扱う古書店だ。店名は「magazine」という言葉をもじった。
「雑誌には、さまざまな入り口が用意されていると思うんです。モデルに興味があって手に取る人もいれば、当時のファッションや連載が気になる人もいる。本と違って全部読み通す必要もない気軽さがあります」。雑誌の魅力をこのように語る店主の中武康法さんは、30代前半という若さながら、神保町歴は十数年と長い。
明治大学在学中に映画雑誌に強い古本屋でアルバイトをはじめ、卒業してからは正社員として勤めた。そのうちにファッション誌の魅力に惹かれ、自分の店を持つことを志すようになった。
開店にあたっては、取り扱い商品の内容から、トレンドに敏感な層の多い代官山や中目黒の地も検討した。しかし最終的にこの街を選んだのは、自らのホームグラウンドであることに加え、「神保町には本が好きなお客さんが老若男女問わず、全国から集まってくるから」。実際、ファッション誌が目当ての若い女性から、店構えに興味を持った年配客まで、幅広い層が訪れるという。
主力のファッション誌は和洋・男女の別なく集める方針だ。「流行通信」「装苑」といったモード系だけでなく、「CanCam」「JJ」など専門古書店では扱われることの少ない一般向けも揃える。目玉は、「Wallpaper*」「purple」「THE FACE」といったグラフィックが美しい欧米のカルチャー&ファッション誌。ファッションブランドが独自に作った商品のカタログも取り扱う。こうしたカタログはブランドイメージを形作る重要なツールであるため、有名フォトグラファーを起用したり、凝った作りにしたりとデザイン的にも価値が高い。「今後はこうしたブランドカタログの品揃えを強化するとともに、1970年代のファッション誌の買い取りに力を入れていきたいですね」
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| 1960年代に流行したアイビーファッション。そのブームを牽引した男性向けファッション誌が 「MEN'S CLUB」だ。magnifではバックナンバーを豊富に取り揃えている。 |
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